新人セラピストにとって、入店後初めてご予約が入ることは嬉しい反面、緊張も大きいものです。
セラピスト側の不安と、送り出す側の落ち着かない心境は、経験を重ねても忘れられないものです。
本記事では、新人セラピストの初仕事に寄せる期待と不安、そして初心を忘れずに成長し続けることの大切さについて考えます。
新人セラピストの初仕事に寄せる期待と不安
新人セラピストにとって、入店後初めてご予約が入ることは嬉しい反面、緊張も大きいものです。
予約当日のセラピストからは、
- 「お水とお茶どっち買えばいいですか?」
- 「手に汗かいてたら嫌がられるかもしれないので手は繋がないほうがいいですか?」
といった、テンパりを感じさせる質問が次々と届きます。
初めて利用するお客様の緊張はもちろんのこと、セラピスト側も不安を抱えているのが現実。
それでも、料金を頂く以上、新人だからと言い訳はできません。
プロとしての自信を持って接客するよう、私からも喝を入れて送り出すのですが、内心はドキドキ、ソワソワが止まりません。
送り出し側の落ち着かない心境と慣れない気持ち
これまで何人もの新人セラピストを初仕事に送り出してきましたが、やはり慣れないものですね。
セラピストから終了連絡が入るまで、事務所内をグルグルと歩き回ってしまう自分がいます。
立ったり座ったりを繰り返し、異常行動が多くなるほど落ち着かない気持ちになるのです。
当たり前ですが、1本目の予約から全てが始まります。
セラピストの緊張する気持ちや不安な気持ちは、2本目以降はもちろん、100本目以降の予約でも忘れないでほしいと思うのです。
初心を忘れずに成長し続けることの大切さ
今や売れっ子となったセラピストにも、緊張と不安が爆発しそうな1本目の予約があったはずです。
そこからスタートするのだということを、新人セラピストとの関わりを通じて改めて実感しました。
初心を忘れるべからず。
セラピストにとって、この言葉ほど大切なものはないのかもしれません。
常に初心に立ち返り、お客様と真摯に向き合う姿勢を持ち続けることが、セラピストとしての成長につながるのだと信じています。
お客様の言葉がセラピストを育てる
私が励ましたり、応援したり、褒めたりするよりも、お客様の「楽しかった」「また会いたい」という一言の方が、セラピストにとってはるかに大きな力になるのだと気づかされます。
セラピストはお客様の言葉に生かされているのです。
初仕事に向かう電話では不安そうだったセラピストの声が、終了連絡の際には元気になっていることに驚かされますが、そうした積み重ねこそが自信につながっていくのだと思います。
たくさんの「楽しかった」を頂いて、セラピストとして成長していってほしい。それが私の願いです。
セラピストを目指す方々へのメッセージ
Ka-Rentでは随時セラピストを募集しています。
ただし、セラピスト業の大変さを理解した上で、覚悟を持ってこの仕事に向き合える方でなければなりません。
甘い言葉ではなく、厳しい現実をお伝えすることが、私の務めだと考えています。
それでもなお、セラピストになることを目指す方を、私は心から応援したいと思っています。
夢に向かって共に歩んでいこう
セラピストの皆さんの夢の実現に向けて、Ka-Rentは全力でサポートさせていただきます。
一人一人に寄り添い、共に成長していけるお店でありたい。セラピストという仕事の大変さも、やりがいも、喜びも、私たちは知っています。
だからこそ、手を取り合って、お客様の笑顔のために頑張っていきましょう。
夢に向かって、一緒に歩んでいきましょう。
セラピストとしての成長と初心への回帰
新人セラピストの初仕事は、大きな一歩であり、その後の成長を左右する大切な機会です。
お客様との出会いを重ね、「楽しかった」という言葉を何度も頂くことで、セラピストとしての自信と経験値が着実に積み重なっていきます。
時には失敗や挫折を味わうこともあるかもしれません。
それでも、常に初心に立ち返り、お客様と真摯に向き合い続けることが何より大切。
そうした積み重ねが、きっとセラピストとしての成長を支えてくれるはずです。
お客様の笑顔のために初心を忘れずに
セラピストにとって、お客様の笑顔ほど嬉しいものはありません。
「楽しかった」「また会いたい」という言葉を頂けた時の喜びは、この仕事の醍醐味とも言えるでしょう。
でも、そうした喜びを味わうためには、初心を忘れずに日々精進し続けることが不可欠です。
どんなに経験を積んでも、お客様一人一人と真摯に向き合う気持ちを持ち続けること。
それこそが、セラピストとして成長し続けるための秘訣なのだと私は信じています。
新人セラピストの初仕事に立ち会うたびに、私自身も初心に返る思いがします。
セラピストの皆さんとともに学び、ともに成長していきたい。
そんな想いを新たにした今日この頃です。
お客様の笑顔のために、今日もまた全力で頑張ります!