この記事は2022年のコラムです。
女性向け風俗店KaRentは、オープンから11ヶ月が経過しました。
この間、29名のセラピストが入店し、そのうち約半数の15名が退店しています。
本記事では、セラピストの退店理由と店側の対応、そして「セラピストに選ばれ続けるお店」を目指す思いについて語ります。
KaRentオープンから11ヶ月、セラピストの入退店状況
KaRentをオープンして早くも11ヶ月が経ちました。
この間に29名のセラピストが入店し、そのうち約半数の15名が退店しています。
セラピストの退店を告げられるのはとても悲しいことですが、KaRentを選んで入店してくれたこと自体に感謝の気持ちでいっぱいです。
お客様にとっても、お気に入りのセラピストの退店は寂しい出来事かもしれません。
完全歩合制という報酬体系とセラピストのモチベーション
セラピストの報酬は完全歩合制のため、実働がないと収入が得られません。
集客力のある店舗であれば仕事を続けられたかもしれないと思うと、申し訳ない気持ちになります。
入店時は意欲的だったセラピストも、指名が取れず結果が出ないと
- Twitterの更新頻度が下がり
- 出勤も少なくなり
- モチベーションが低下する
という負の連鎖に陥りがちです。
セラピストの主な退店理由とそれぞれの対応
1. 指名が取れない、稼げないことによる退店
最も多い退店理由は、指名が取れず稼げないことです。
「イケる」「売れる」と思って入店させたセラピストが思うような結果を出せないのは、やりきれない気持ちになります。
2. 夢や本業のための退店
資格試験合格、希望の就職先への転職、留学先への帰国など、セラピストの夢や本業のために退店するケースも少なくありません。
このような理由での退店は、セラピストの今後を心から応援したいと思います。
3. 店側からの退店勧告
連絡が取れない、時間管理ができない、シフトを出さないなど、セラピストとしての資質に問題があると判断した場合は、こちらから退店を促すこともあります。
お客様に迷惑をかけてしまう恐れがあるため、苦渋の決断ではありますが、安心して指名を受けられる状態でなければ在籍させ続けることはできません。
退店希望のセラピストを止めない理由と店側の思い
退店を希望するセラピストを引き止めることはしません。
前職を辞める際の経験から、嫌々仕事をすることの弊害を理解しているからです。
セラピストという仕事は人間の深い部分に寄り添うもの。
やる気のない状態でお客様のもとへ向かわせるわけにはいきません。
お客様に不快な思いをさせてしまう恐れもあるでしょう。
セラピストの入れ替わりの激しさと別れの寂しさ
セラピストの入れ替わりが激しいのはこの業界の特徴ですが、実際に経験してみると寂しさや悲しさがこみ上げてきます。
今在籍しているセラピストもいつ退店するかわかりません。
せっかく入店してくれたセラピストには、できるだけ長く一緒に働いてほしいと願っています。
セラピストに選ばれ続けるお店を目指して
セラピストの退店理由の中で、「稼げないからやめたい」というものをなくしたいと考えています。
そのために私にできることを精一杯頑張ります。
コロナ禍で厳しい状況が続きますが、終息後に利用してくださるお客様が増えるよう、利用しやすいお店作りに励んでまいります。
KaRentで働いたことを後悔させないお店に
退店したセラピスト、在籍中のセラピスト全員に伝えたいこと。
それは「KaRentを選んでくれてありがとう」ということです。
KaRentで働いて良かったと思ってもらえるようなお店にしていきたい。
働いたことを後悔させないお店にすることを約束します。
セラピストとお客様、両者に愛されるお店を目指して、これからも精進してまいります。